愛媛県西条市の行政書士ほしくま事務所

TEL 0897-47-4010

月曜~金曜 午前9時~午後6時まで

何のため、誰のため。

2023-04-12

自分自身が病気になったり入院したりしたときのために困らないように準備しておきましょう、と言うのは簡単ですが実行するにはなかなかむつかしいものです。しかしもっと難しいのは、自分の親に準備をお願いすることかもしれません。

セミナーやワークショップなどで、両親や義父母には終活準備の話はしにくいという声をよく聞きます。

 

「義父母に遺言の話とかしたら、死ぬのを待っているみたいに思われる。」

「親に確認しても、そんなのまだ早いと言われる。」

「自分たちのことは自分でできるから、と言われ話が続かない。」

 

昨年エンディングノートについてのワークショップ(お茶会)を行ったとき、エンディングノートをもう用意している、という参加者の方(女性)がいらっしゃいました。

しかも、義理のご両親のノートもすでに作成したとおっしゃるのです。

どういうタイミングでどうやって作成できたのかを聞いてみたところ、次のような話でした。

(箇条書きにします。)

・義理の両親と息子夫婦の四人でエンディングノートを作ろうと持ち掛けてた。

・作成の目的は「孫のため」とした。

・夫婦に何かあったら義父母にいろいろお願いするため。

・義父母に何かあったら息子夫婦が対処するため。

・義両親のノートは、話を伺いながら夫が記入(作成)した。

 

何事も目的(目標)を掲げると、どう動けばよいのか何をすればよいのかが、見えてきやすいものですね。

 

*上記内容は、皆さんに紹介してもよいと許可をいただいて記載しております。

 

行政書士ほしくま事務所(お問い合わせメールフォーム)

 

相続人が多い相続

Copyright © 行政書士ほしくま事務所 All rights Reserved.